2004年8月26日ホームページ掲載
8月2日、都教委は東京都総合芸術教育センター(かなり立派な建物)で、「服務事項再発防止研修」を、強行した(8月2日、9日の2日間の午前、午後の計4回おこなわれる)。研修内容は、「君が代」斉唱時、不起立の先生方が「もう、やりません。ごめんなさい」という反省文を書く内容だという。
>>>参考記事 「前代未聞の処分強行する石原都政」(『労働通信』04年7月号)
8月2日は朝から、暑い日だった。8時過ぎから、水道橋駅周辺で、都高教や、私が所属する支援組織「都教委包囲首都圏ネットワーク」がビラ配りを、おこなっていた。8時半になったら、研修対象の先生方を含め約300名が集まった。9時前、弁護士を先頭に会場の玄関に向かった。玄関で弁護士と当局との激しいやりとりがあった。

弁護士 「録音機の持ち込みは、いいですね。」
当 局 「認められません。」
弁護士 「どうしてか。」
当 局 「従来から、禁止されている。」
弁護士 「司法は今回の研修は、憲法違反のおそれがあると、言っている。」
当 局 「今、係争中だ。」
弁護士 「弁護士の立ち会いを認めなさい。」
当 局 「認められません。」
弁護士 「これまでの研修は、教師の非行の研修だった。今回、処分された先生方はみんな良心ある先生方だ。ボディチェックはなしでしね。」
当局 「なしです。」
処分された先生方が「がんばれよ」という周りの声のなか、会場にはいった。

11時半から全水道会館で、都高教の報告会が行われた。
研修参加者から報告がおこならわれた。
「講師の話が60分、そのあと、質問をしようとしたが、講師はすぐ退場した。司会者も質問を認めなかった。講師の話は、地方公務員の関連法で、飲酒運転やセクハラなどの話をして、職務を守れというのが趣旨だった。君が代・日の丸の話は一言もでなかった。
その後、所感(感想)を書くように言われたが、私は、きょうの式次第を書いた。」
「私は、肩すかしを、食った感じ。夕べおそくまで、何を書くか考えたのだが。多分、裁判所の判断が影響しているのではないか。私は所感は憲法の条文を書いた。」
「講師は90%下を向いて話しをしていた。私は所感に教育基本法を書いた。」
「私は、公務員法の本や資料、原稿を持ち込んだが書く時間が30分ぐらいで時間が足りなかった。」
「内容があまりにもおそまつだった。私のとなりに私の学校の校長がいたが、校長は何も言わなかった。所感にここにいることは精神的苦痛と書いた。」
報告受けて、副委員長が話した。「教組としては、研修をやること自体が不当だという姿勢で行く。参加者のアンケートとをとって今後の取り組みを検討する。」
会場から厳しい声が執行部に向けられた。
「執行部は、今日の午後、次回の9日に向けて、具体的な抗議行動を起こすべきだ。」 「阻止行動で動かないといけない。」
「各分会に今日の行動の動員など情報を流すべきだ。」
「今日のこの会場に委員長や、ほとんどの執行部がいない(委員長は九州に行っているらしい)のはなぜだ。」
この日、同じ会館で、マスコミにたいして、記者会見が行われた。その夜、民放テレビを見たが、放送したのは一局で、ほんの数秒だった。。