2001年7月16日ホームページ掲載
♪ 東から上りおる大月ぬ夜・沖縄ん八重山ん照らしより ・・・・・・・・
(沖縄の言葉で、「月よ、わが島も等しく照らせよ」の意)
幕間を利用して沖縄社会大衆党書記長の新垣しげお氏の三味線と朗々たる島歌が立川市の女性総合センターアイムのホールにこだました。
「沖縄と横田を結ぶ集い」が2001年7月3日に開かれた。同集いは「平和憲法を守り日米安保条約と軍事基地をなくす三多摩の会」の主催で、約280名もの労働者、市民、沖縄出身者などが三多摩地域から参加しておこなわれた。
集いは主催者の挨拶のあと沖縄の歌と踊りで始まった(出演・ゆがふう)。
つづいて横田からの報告で西山氏は、圏央道が軍事的な目的をふくめて建設されたことと、砂川闘争での合言葉となった「土地に杭は打たれても心に杭は打たれない」のスローガンを強調した。また石原都知事が、去年の銀座にひきつづき、今年は八王子で「災害救援」に名をかりた自衛隊出動があることを報告した。
また、横田基地の軍民共用問題について、隣接する瑞穂町の町議の谷氏は、元の町長が「これ以上の騒音はごめんだ」と拒否したことをのべ、保守地盤のつよい土地柄であるが、新町長とともに拒否していきたいと述べた。
その後、各界からの報告、応援コールがおこなわれた。ハンセン病・国家賠償訴訟を支援する会の田中氏は、「小泉首相が英断したといわれているが、それまでに全国からあつまった患者と支援者がおおぜいで3日国会の前に座り込んだし、マスコミも大々的にとりあげたからであり、小泉が仏心をだしたから控訴を断念したわけではない」とのべた。
自治労小金井市職労副委員長堀田氏は、「現在、本工中心の組合活動であるが、新垣氏(沖縄社会大衆党書記長で、かつて小金井市役所に在職し、同職員組合に所属)は早くも当時あった、警備やその他の臨時職員を組織して全員職員にさせた。これは現在にも通じる問題だ」と述べた。
ついて新社会党委員長の矢田部氏が登壇し、「小泉内閣の『聖域なき構造改革』は、米軍への思いやり予算6600億円、自衛隊の予算6兆円というものにはいっさい手をつけず、国民に犠牲や負担を強要し、大資本に奉仕する『改革』であり、公然と憲法改悪を唱える危険なものである。いっそうのリストラと失業のあらしが吹き荒れるものであり、歴史の歯車を逆転させる政策は断固として阻止しなければならない」と述べた。
最後に新垣氏が登壇して、「これまで米軍基地の整理・縮小は国会決議で二十数年前にもなされた。ところが沖縄の米軍基地は依然として縮小はされていない。国民の1%の人々がいろいろな犠牲を受けている。つい先月の29日にも米兵による暴行事件が起こった。これが本土で起こったら大問題になりマスコミも大騒ぎするだろう。本土のみなさんが沖縄の実情についてもっと知ってほしい。また、現在の野党で、『安保』と米軍基地を正面からかかげてたたかう政党は存在しない。沖縄問題では票がとれないという方がおられるのも事実で、それは臭いものにフタという論法だ。沖縄問題は日米両政府の頭痛のタネでもある。私たちはここを見据えて大きな運動を起こしていこう。また最近小泉さんの人気が80%とかいわれているが、これが戦後の民主主義なのかといいたい。わたしは国会の場で堂々と沖縄問題ついて話をさせていただく。本土との連帯とかいうなまやさしい問題ではない、60年『安保』闘争のような大運動をつくりあげる21世紀のはじめの年としたい」と、おだやかながら実直な人柄をにじませて話をされた。
その後集いは第二部にうつり、沖縄の歌と踊りが演じられ最後はカチャーシーで幕を閉じた。私(筆者)も、おどりごころにつられておどってしまった。