「労働通信」2004年1月号
☆『労働通信』一一月号を読ませていただきましたが、ソ連社会主義崩壊の記事がとても興味深く感じられました。というのも現在、大学では社会主義における経済学などの科目が激減しておりまして、在学中にほとんど社会主義にかんしての知識が得られない環境にあるからであります。今回の資料をより私自身の勉学のために活用させていただきます。
(福岡県・大学生)
☆新たなる社会主義像形成への手掛りを与えた上島講演――。上島氏の講演録(上)を読んでの感想です。現在、社会主義をめざす勢力の元気がないことの理由の一つは、ソ連の崩壊、東欧の民主化、中国の実質資本主義化という状況において、大衆に社会主義像を提示できないところにあると思います。
そのなかで、最も肝心要となるのは、経済運営であると小生は考えておりますが、上島氏の講演には市場経済をどう見るかを考える上で重要な示唆を与えており、それは新たなる社会主義像形成に寄与すると思いました。NEPの中断から七〇年超、回り道し過ぎたと思います。
(愛媛県・化学労働者)
☆最近の記事はおもしろくない。型にはまっているというか、「こうあるべき」といったのが続いているので、読んでてもつかれる感じだ。
僕らとしたら「なるほどな」といった記事がほしい。たとえば、「小泉改革」での社会保障制度や不良債権処理等の問題を冒頭にかいて、「小泉はこんなに悪い」と指摘しても、だいたいは新聞にのっているもので、ある程度知っていることを記事に書いてもしかたがない。
それに、記事の最後では「組合員の意見をまとめる」とか「組合を強化して」等々といっているのがめだつが、いまの現場ではその可能性はすくない。もうすこし、情勢・政治の「エピソード」や納得させられるデータ、現場での実際の運動の教訓などが必要だと思う。理想と現実のひらきが大きく思えておもしろくないのだ。
(京都府・郵便輸送労働者)