『労働通信』2003年9月号

☆七月号の有事関連法案の記事は読みやすい記事です。ただし、「アメリカとともに戦争ができる国へ」という見出しは、ちょっとわかりにくい感じです。こちらが推奨しているような誤解をうける。
                        (神奈川県・ビル管理労働者)

☆七月号の「ソ連はなぜ崩壊したか」の書評について。崩壊の経過は書かれているが、崩壊の原因がもう一つはっきりしない。本の内容が原因を明らかにしていないのか。「政府の官僚機構内に腐敗と贈収賄の温床」「前衛党の誤り」だけでなく、経済政策の誤り、失敗について本ではどのように展開、評価しているのか知りたい。
                                (千葉県・教員)


☆五月号の記事では、地方選挙の記事建設業のピンハネの記事を面白く読ませてもらった。いま、私たちの職場、地域で起こっていることとぴったり一致するからだ。
 だが、見出しを工夫する必要がある。たとえば、地方選挙の記事の見出しは「地方に草の根の統一戦線を」になっているが、これでは読む気がしない。中身はとてもいいのだけど。
                           (山口県・ゴム労働者)

☆五月号の「広がる成果実績主義」の記事では、たたかいの方針として「立派な理念をかかげてもそれが労動者を疲弊させ、生産力を……」(一〇ページ最後の部分)としている表現は説得力がある。一方、「郵政公社」の記事のなかにある労組批判の声は実際だとは思うが、記事としては不満。批判勢力だけでは現状を打開できない。
                           (大阪府・郵便労働者)

☆ 「労働通信」の誌面改善のためには、他の諸雑誌はどうか、それに欠けているものは何かを比較検討したらどうでしょうか。(たとえば、「労働運動」、「学習の友」、「労働情報」等を取り寄せてみて)。学習のための雑誌ではなく、行動のための雑誌をめざすべきです。そうすれば、必ず文体も簡潔になり、内容も鋭くえぐる力を持ってきます。
                        (千葉県・市民運動活動家)

構造改革マンダラの記事では、健保改悪で負担が増えることを指摘することも大事だが、公的な医療や健康保険の問題が「もうけ」の対象にされようとしていることの暴露が足りないと思った。
 天皇制のピンチの記事は面白い。天皇の戦争責任を回避するために、天皇は軍部の暴走にひっぱられたという人もいるが、ぜんぜん、そんなことはない。ハーバート・ビックス著「昭和天皇」(講談社)という本も参考になる。
                              (京都府・自営業者)

☆7月16日付けの日経新聞の「経済教室」で、年金制度への不信感が取り上げられていましたが、労働通信的にはこの「公的年金制度」をどうお考えでしょうか。「構造改革マンダラ」では主に税制についての考察が述べられていましたが、労働者と年金の関わりというのはなかなか興味ある分野です。年金受給者、近く年金を受給する世代、またこれからも当分制度を支えていく世代層の、それぞれの「労働者的意見」が見たいなあと思っております。
                           (京都府・生保労働者)

☆ 「労働通信」にはもっと「社説」的なものがあってもいいのではないかと思う。ほかにない独自性がほしい。それと、読者の声を生に伝える欄がほしい。職場の報告記事はやはり読む。自分の職場とどこが共通していて、どこが違っているのかを知ることができるからだ。
                            (北海道・郵便労働者)

☆ぱらぱらめくって中身を読むまえに目次を見る。読もうとするページを探すが、ない。見出しに違和感を感じる。「むつかしい」文言ばかりで、「身近」な記事が少なく思う。
                         (滋賀県・郵便逓送労働者)

☆「賃労働と資本」「空想から科学へ」などの古典を自分で勉強しているが、現代風にアレンジして「労働通信」で連載したらどでしょうか。
                          (山口県・化学労働者)

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