メインメニュー
このサイトについて
話題のテーマ
出版物紹介
アクセスカウンタ
10235354

1944 :昨日
0840 :本日
本日のキリ番です
名前
一言
会員専用ページ・ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
レーニンと労働組合第5章の要約
レーニンと労働組合」要点メモ

第5章 レーニンの「共産主義の学校」理論の形成

 社会主義の時期における労働組合理論の初歩的形成の段階。内戦のもっとも危険な時期をすぎた1920年4月、レーニンは、はじめて「労働組合が共産主義の学校である」というきわめて重要な命題を提起した。

 


第1節 「単独責任制」と労働組合の管理参加に関するレーニンの理論


 1920年代初頭:ソビエトの工業指導体制は工場委員会による集団指導体制から、工場長に全権をあたえる「単独責任制」へ転換される。レーニンは労働組合による企業管理の思想を発展させる。

 

1.「単独責任制」の提起と実行

★レーニンは、工場委員会による集団指導体制が社会主義経済建設に混乱をもたらしているもとで、単独責任制の導入を提起。
 これは、生産を統一した指揮のもとにおかなければならないとするマルクスの思想にもとづいていた。

 1918年3月 『論文「ソビエト権力の当面の任務」の最初の草稿』
    〃  鉄道令。鉄道のトップに全権をあたえる。

    しかし、この時期、全面的に単独責任制は実施されなかった
    ‥時、労働組合は生産管理を担える唯一の組織
    ▲譟璽縫鷦身が「直接移行」の思想をもっていた

★1918年12月 レーニンは、多元的指導と責任を負わない風潮に焦点をあてて、集団的指導と個人責任の結合を提起。しかし、戦争により、この計画は実行されなかった。

★1920年1月 国民経済会議第3回ロシア大会、ついに単独責任制の導入を決定

 

2.「単独責任制」問題で、「民主主義的中央集権派」と「トムスキー派」にたいするレーニンの批判

★「民主主義的中央集権派」「トムスキー派」は単独責任制の導入に反対。

 その理由は

  1. 小企業や特殊な状況のもとでの単独責任制はよいが、国家経済全体では単独責任制を導入すべきではない。
  2. 単独責任制はソビエト民主主義に抵触するものである。

★レーニンの反論→単独責任制についての観点を深める

  1. ソビエト民主主義と単独責任制は抵触しない
      〜単独責任制は民主主義を基礎とする
      〜大衆は指導者を選出し、解任し、監督する権利を持っている
      〜単独責任制は、国家の根本的制度ではなく、ただ一種の工業指導体制にすぎない
  2. 集団指導制は、集中され、統一され管理の問題を解決し得ない
      〜効率性、浪費、幹部が責任を負わない傾向がおこっている
  3. 管理するためには実務に通暁する必要がある
      〜先進的技術と管理能力がなければ革命の勝利をかとれない
  4. 単独責任制を実行するためにブルジョア専門家を利用しなければならない
      〜ブルジョアジーも当初は封建国家の管理人材を利用し、のちに自己の階級出身の行政官を育成した〜

 

3.「単独責任制」を実行した後の労働組合の任務

★レーニンは、単独責任制を実行したもとでの労働組合の任務について以下のように提起。

  1. ブルジョアジーの管理経験を努力して学ぶ
     〜ブルジョアジーの豊かな管理経験を学ぶ
     〜ブルジョア的知識人と人材を尊重する
     「われわれは、共産主義は資本主義のなかから成長してくること、共産主義は資本主義の遺物で建設する他はないこと、それはたしかにこのましからざる遺物ではあるが、しかし、それ以外のものはないことを知っている」
  2. 労働規律を実行する
     〜労働規律の実行はプロレタリアート独裁を強固にする重大な施策

 

 この二つの施策は、ソビエト権力と社会主義建設に重大な意義をもっている。

 


第2節 国際労働運動における「左翼」の誤った労働組合理論にたいするレーニンの批判


★背景

 共産主義インターナショナル結成直後に、欧米で「左翼」共産主義がうまれる〜「ブルジョア議会への参加反対」「いかなる妥協にも反対」「反動的労働組合からの撤退」などを主張〜彼らは第2インターの日和見主義とのたたかいで重要な役割をはたしたが、経験がとぼしい青年活動家、小ブルジョアジーなどがおおかった。

★レーニンの批判

  1. 党と労働組合との協力はプロレアリア革命と建設の主要な発展の道筋
     〜資本主義のもとで労働組合は労働者階級のもっとも広範な組織。党はかならず労働組合に依拠しなければならない。
     〜プロレタリアートが権力を獲得後、労働組合はプロレタリア権力が依拠すべきおもな力の一つ(党と労働者大衆をむすびつける)
     〜党と労働組合の相互作用なしにプロレタリアートの発展はなかった
  2. 労働組合からのひきあげはブルジョアジーに利するだけである
     〜ブルジョアジー、日和見主義がおそれるのは、プロレタリア政党の労働組合への影響の広がり
  3. どこであれ大衆がいれば、かならずそこへいって活動しなければならない
     〜反動的組織のなかでこそ、系統的に、頑強に、根気づよく、宣伝、煽動〜

 


第3節 「労働組合は共産主義の学校である」


 レーニンは、「左翼小児病」批判で「共産主義の学校」理論を提起。

 

1.「労働組合は共産主義の学校である」のテーマの提起

★背景

 内戦終結、単独責任制導入のもとで、「労働組合の国家化」理論にかわる労働組合理論が必要であった。

★ロシア共産党第9回大会 1920年3月

  • 「労働組合は共産主義の学校である」と規定
  • 労働組合の基本任務=「おもに経済方面と教育方面を組織する」「下から上へと生産に参加し、それを組織する」「いかなる労働組合の企業の活動に直接関与できない」

 

2.「労働組合は共産主義の学校である」というレーニンの主要な思想の内容

 「労働組合は、プロレタリアがその独裁を実現するのに欠くことのできない『共産主義の学校』であり、予備校でであり、国の経済全体の管理をしだいに労働者階級の手にうつし、ついで全勤労者の手にうつすために欠くことのできない労働者の組織であるし、将来もながくそうであろう」

  1. 労働組合にあたらしい使命をあたえる→共産主義の学校
  2. 労働組合の根本的(終局的)目標をあたえる→全国の経済管理機能を労働者階級全体の手にうつすこと=完全な人民の自治、共産主義的実の実現
  3. 労働組合=共産主義の学校の主要な任務をあたえる→全国の経済管理機能をしだいに労働者と人民全体の手に移動するよう促す
     //促す=広範な労働者大衆を結集し、管理を学び、それに参加させる
  4. 国家権力を社会にひきわたす基本的段取りを確定→労働組合をつうじて経済管理権をしだいに人民全体にひきわたし、その後、生産者全体、全人民にひきわたす〜その過程で労働組合は最大の社会組織として重大な責任を負う
  5. 「共産主義の学校」の長期的性格を確定=「共産主義の学校」という任務はかなり長期間にわたるものである。

第4章へ | 第6章へ

 

『レーニンと労働組合』宣伝のページへ戻る

検索
今後の予定
  12 8
太平洋戦争勃発
  12 10
龍馬暗殺(1867)
  12 10
世界人権デー
他 522 件
  予定の追加
テーマ別の記事(選択してください)
テーマ別の最新記事
[ HOME ] [ NEWS ] [ BBS ] [ DOWNLOAD ] [ LINK ] [ FAQ ]